一般建築物の施工
所要防露厚みについて
結露防止は、建築物の内部に露を生じないよう、防熱をすることが目的吹付けられる。従ってパフテムフォーム(硬質ポリウレタンフォーム)の厚みはフォーム表面に結露を生じさせない厚さとなる。
一般建築物の結露防止に必要な防露厚み
D | : | 断熱材の必要な厚さ・・・・・・m |
λ | : | 断熱材の熱伝導率・・・・・・W/(m・K){kcal/(m・h・℃)} |
Rsi | : | 室内表面熱伝達抵抗・・・・・・(m2・K)/W{(m2・h・℃)/kcal} |
Rso | : | 屋外表面熱伝達抵抗・・・・・・(m2・K)/W{(m2・h・℃)/kcal} |
θsi | : | 室内空気の露点温度・・・・・・℃ |
ti | : | 室内温度・・・・・・℃ |
to | : | 屋外温度・・・・・・℃ |
dn | : | 各構成層の厚さ・・・・・・m |
λn | : | 各構成層の熱伝導率・・・・・・W/(m・K){kcal/(m・h・℃)} |
※参考 1W/(m・K)=0.86kcal/(m・h・℃)、 1(m2・K)/W=1.163(m2・h・℃)/kcal、 t℃=(t+273.15)K |
○室内側熱伝達抵抗(Rsi)室外側熱伝達抵抗(Rso)は次の表の数値による
部位 | 室内側熱伝達抵抗Rsi (m2・K/W) |
室外側熱伝達抵抗Rso (m2・K/W) |
屋根 | 0.09 | 0.04 |
天井 | 0.09 | 0.09 |
外壁 | 0.11 | 0.04 |
床 | 0.15 | 0.15 |
露点温度θsiの求め方
施行の要点
結露防止工事は吹付け厚みも薄く内装材との納まりが重要ポイントになり、表面を出来るだけ平滑にすることが大切です。
1 | 施行前
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2 | 施行時
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3 | 施行後
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