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硬質ポリウレタンフォーム現場発泡パフピュア・パフテムスプレー工法

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パフテムスプレー工法の特長

1 優れた断熱性能

パフテムフォームは細い独立した気泡によって構成され、この気泡中には熱伝導のきわめて低いガスが封入されていますので他の断熱材と比較して最も優れた断熱性能を発揮します。


■パフテムフォーム(GFシリーズ)基準とした断熱性能比較
断熱材の種類 熱伝導率 相当厚み
(mm)
W/(m・K){kcal/(m・h・℃}
パフテムフォーム 0.021   {0.018} 25
押出ポリスチレンフォーム(2種) 0.034   {0.029} 41
住宅用グラスウール(16K) 0.045   {0.039} 55
2. 優れた機密性

パフテムフォームは吹付けると瞬時に発泡、硬化して継ぎ目や隙間のない断熱層が形成され機密性に富み冷熱リークが阻止されます。板状断熱材は加工時に見られる接ぎ目の目地部分より冷熱リークがあり、断熱効果は20〜40%低下します。



3. 施工期間の短縮

パフテムスプレー工法は現場発泡システムであるため、板状断熱材のように必要寸法に切断しコンパネに貼り付けてコンクリート打ちする工法(打込工法)と異なり施工期間が大幅に短くなります。

5. 優れた難燃性

JIS-A-9526及びJIS-A-9511に規定する燃焼性に適合し、尚かつJIS-A-1321に規定する「難燃3級」相当の性能を有すタイプをそろえております。


6. 優れた低温特性

パフテムフォームは種々の温度条件を考慮し、熱硬化性樹脂のため、-60℃の超低温下でも優れた断熱性能を発揮します。


7. 軽量かつ強靭

パフテムフォームはフォーム密度が低いため、建築物に負担をかけません。さらに機械的強度が大きく、相当程度の加重に耐えられます。

4. 優れた自己接着性

パフテムスプレー工法は対象物に液状原料を吹付けて発泡させるため、強力な接着力を発揮します。このため、?体面と断熱層との間に空隙が生じません。


■パフテムスプレー工法の接着強度
断熱材の種類 接着力
N/cm2  {kgf/cm2}
コンクリート 24.5  {2.5}
鉄板 19.6  {2.0}
亜鉛鉄板 19.6  {2.0}
合板 14.7  {1.5}
8. 優れた耐薬品性

パフテムフォームは耐薬品性に優れており、濃酸及び一部の溶剤を除いて常温ではほとんどおかされることはありません。


■パフテムフォームの耐薬品性
物質 安定性 物質 安定性
海水 安定 動植物油 安定
ベンゼン 安定 塩化メチレン 膨潤
トルエン 安定 アセトン 膨潤
キシレン 安定 濃塩酸 膨潤
ガソリン 安定 濃硫酸 溶解
9 優れた耐水性

パフテムフォームは独立気泡構造であるため、水や水蒸気の浸入に対し抵抗力が優れています。


■各種断熱材の耐水性能比較
断熱材の種類 吸水量
(g/100cm2)
透湿係数(厚さ25mm当たり)
(ng/m2・s・Pa)
パフテムフォーム 1.8以下 120以下
フェノールフォーム 5.0以下 145以下
押出ポリスチレンフォーム(2種) - 145以下
グラスウール 非常に大きい 非常に大きい