中間気密測定と完成気密測定の2回を推奨
以下の時点で2回気密測定をすることを推奨いたします。
中間気密測定 | 完成気密測定 | |
---|---|---|
測定タイミング | 断熱気密層が完成した時点 (クロスやボードが張られる前) |
物件が完成し、入居される直前 |
なぜ中間気密測定をするのか
完成気密測定では、物件が完成してしまっている=クロスやボードが張り上がっているので、もし目標とするC値に至らなかった場合に、気密処理ができていなかった箇所の正確な特定が出来なくなってしまいます。(リカバリーがしづらい)
一方、中間気密測定では、まだクロスやボードが張られていないので、隙間=気密処理のできていない正確な箇所を把握し、手直しをすることが可能です。
以上のことから、最終的に気密性能を高める、目標値に近づけるために中間気密測定と完成気密測定の2回を推奨いたします。