ZEH適応商品 フォームライトSL-50α
高気密・高断熱住宅を実現する現場発泡ウレタンフォームライトSLシリーズから、さらなる高性能化に加え、環境にも配慮した「フォームライトSL-50α」が新登場しました。従来品に比べて断熱性能は35%上昇。2020年の省エネ基準の適合義務化や、現在始まっているZEHビルダー登録制度にも有効な商品です。
透湿抵抗が大きく、湿気がフォーム内を透過しにくいため、別途防湿層を設置する必要がありません。 透湿率9.0(ng/m・s・Pa)以下
断熱性能向上により、従来の厚みより30%低減が可能になりました。
フォームライトSL-50αの進化(ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)にも最適)
環境に優しいノンフロン
JIS A9526 :2015 A種1H(NF1H)相当品
項目 | 品質・性能 |
---|---|
熱伝導率(W/mK) | 0.026以下 |
透湿率(ng/m・s・Pa) | 9.0以下 |
圧縮強さ(kPa) | 80以上 |
接着強さ(kPa) | 80以上 |
燃焼性 | 燃焼距離60mm以下 燃焼時間120秒以下 |
ODP(オゾン破壊係数) | 0 |
GWP(地球温暖化係数) | 2.0以下 |
ポイント
防湿層が不要になります
フォームの高密度化により透湿抵抗が向上しています。そのため、湿気がフォーム内を透過しにくいため、室内側の防湿層を別途で設置する必要がなく、その分の工期の短縮化やコストの削減ができます。
*透湿率9.0(ng/m·s·Pa)以下
断熱性能をSL-100と比較して35%向上
高性能の発泡剤をフォーム内部に閉じ込めることにより、断熱性能の35%向上に成功しました。熱伝導率は0.026(W/m·K)以下で、その分、従来品(フォームライトSL-100)に比べて厚みをおさえることができ、寒冷地でも標準的な壁厚に納めることが可能です。
SL-100のユーザーはZEHへの切り替えもスムーズ
従来のフォームライトSL-100のユーザーなら、断熱材をフォームライトSL-50αに変更するだけでZEH対応が可能です。施工方法も同じで、事前準備も従来と変わらないため2020年に向けたZEHへスムーズに移行できます。
モデルプランの各数値
創エネに欠かせない太陽光発電を加えるほかに、断熱材を 「フォームライトSL-50α」に変えて厚みを設定すると、他はそのままで「ZEH基準」の条件を満たす住まいを建てることができます。
①外皮平均熱貫流率(UA)
②平均日射熱取得率
③平均日射熱取得率
ZEH基準をクリアするには、①②③のすべてを満たす必要があります。外皮平均熱貫流率は地域区分6で0.60以下です。
②の平均日射熱取得率は設計に大きくかかわる部分になります。③の一次消費エネルギーは従来の住宅基準(平成28年省エネルギー基準)に対し、設備仕様だけで20%以上の削減が必要です。
※尚、本計算は3Dカタログ.com「省エネ判定」によるもので、表記モデルプランの計算結果を示しております。
個々の住宅で基準に適合するかどうかは個別に計算が必要となります。
地域区分別<外皮平均熱貫流率UA値>
地域区分 | 1地域 | 2地域 | 3地域 | 4地域 | 5地域 | 6地域 | 7地域 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
H28年基準 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
ZEH | 0.4以下 | 0.5以下 | 0.6以下 | ||||
代表的な都市 | 旭川 | 札幌 | 盛岡 | 仙台 | 新潟 | 東京 名古屋 大阪 |
宮崎 |
画像引用:https://www.foamlite.jp